料理人から土木施工管理技士へ。移住転職者が本音を語る
CASE
料理人から、土木施工管理技士へ。Uターン転職者が本音を語る
北澤土建で土木施工管理技士として働くIさん。
料理人から建築の世界へ飛び込み、そして千葉から長野への移住――大きな転身を経て、今は自然に囲まれた長野で、妻と子ども2人、そして犬と一緒に暮らしています。
移住前は、朝早く家を出て夜遅く帰る日々。忙しい時期は休みも取れず、家族と過ごす時間がほとんどなかったといいます。
そんな日々の中で、Iさんは自分の働き方を見つめ直し、新しい道を選び取りました。
Uターン転職を決意した理由や、移住後の暮らしについて話を聞きました。
料理人から施工管理へ。異業種へ転職した理由
千葉ではどんなお仕事をされていたんですか?
イタリアンの料理人をしていました。コロナでお客さんが来なくなり、毎日準備しても誰も来ない日が続いて…。しんどかったですね。
いい機会だから全然違う職種に挑戦しようと思って、建築施工管理技士に転職しました。
最初は施工管理っていう仕事にあまり詳しくなかったんですが、準備して作って、確認できる面白さに料理と同じものを感じて、この仕事を選びました。
当時の仕事内容や職場環境はどんな感じでしたか?
前職の建築施工管理では、職人さんが1000人くらいいる大規模な現場に派遣で入っていました。職人さんも知識もプライドもある人が多く、「知らないのに何言ってるんだ」って感じで、言うことを聞いてもらえないこともありましたね。
働き方も、朝6時に家を出て帰りは21~22時。忙しいのと、雰囲気的に帰れないのと半々くらいでしたね。
昔から家にいるのが好きで、子どもが生まれてからは家族が中心、家族が趣味、という感じだったのに、家族との時間がほとんど取れなくて。そこから「夕方に帰れる働き方をしたい」と思うようになりました。
北澤土建を選んだ理由
北澤土建を知ったきっかけは?
移住を決める前から求人サイトで施工管理の仕事を探していて、そこで北澤土建を見つけました。
決め手になったのは?
実際に見学して雰囲気がいいなと思ったことです。面接で社長や専務と話した際にも “受け入れてくれる”というあたたかさを感じて、ありがたいと思いました。
移住を決めた背景
移住を決めた理由を教えてください。
実家が長和町にあり、いつか戻ろうという気持ちがずっとありました。子どもの小学校入学が近づいていて、いい機会だと感じて。
妻も帰省のたびに「いい場所だね」と言ってくれていたのもあり、千葉にある一軒家を売って移住しました。
その時は「今決断しないと動けない」と思ってましたね。
移住後の生活の変化
実際に移住してみてどうでしたか?
引っ越してきて良かったと思います。子どもが自然と触れ合える環境が多く、川遊びをしたり、実家の畑で野菜を収穫したり。千葉ではできなかったことができるようになりました。実家にもちょくちょく帰れて、両親も喜んでます。
家族との時間は増えましたか?
増えましたね。18時には帰宅できるので、子どもと遊んだり、ごはんを作ったりできます。家族の顔を見ると、息抜きというか、仕事終わった、という気持ちで。休日も子供と遊びに行ったり、家でゆっくり過ごしたりしています。
生活面で感じたギャップや、事前に知っておきたかったことはありますか?
外食に行くにも車が必要なことと、地域の雰囲気が少し違うことくらいですかね。
千葉は初対面でも気さくに話す人が多いけど、長野は内向的な人が多い印象です。妻も最初は知ってる人がいなくて戸惑ってたんですけど、徐々に慣れて、今は気が合う友達もできたみたいです。
住まいは急いで決めたので、学校や医療、地域の情報はもっと調べておけばよかったかなとは思います。
現在の仕事内容や職場の雰囲気
現在の働き方を教えてください。
朝6時50分に家を出て、18時には帰宅します。前は何十人いる施工管理技士のうちの1人という感じでしたが、今は現場を1人で回しています。書類も前職は毎日まとめないと帰れなかったんですけど、今は工事が終わったタイミングでまとめる形です。
今の職場の雰囲気はどうですか?
自分の仕事が終われば帰れるし周りもそうしているし、社風もとてもいいです。
社長も朗らかな方だし、みんな優しいです。職人さんも人数が少ない分話しやすく、知識が豊富で頼れる人が多いです。
土木施工管理の仕事は、建築に比べてどうですか?
土木は初めてですが、知らないことを覚えて理解していくのが面白いです。
今は橋の修繕や護岸工事などを担当していて、橋なら構造や交通量、護岸なら地質や水量など、現場ごとに条件が違うので毎回勉強になります。
北澤土建は山の造成や法面など、地形そのものを0から整える仕事が多く、新しいことをどんどん学べます。現場ごとに状況が違って、どう進めるか考えるのも面白いですね。
今後のこと
今後の目標はありますか?
人生も仕事も、知らないよりも知ってるほうがいい、というのがずっと心にあって。
経験のある建築ではなく土木を選んだのも、知らないことをやってみたいと思ったからです。わからないことは聞く、聞かないとわからない。知らないことをどんどん減らして、知識と経験を蓄えていきたいと思っています。
移住を迷っている人へメッセージをお願いします。
まずは来てみて、雰囲気を味わって、地域性や子どもの医療関係、地域関係をよく見てほしいです。
長く住むなら、そこが大切だと思います。

